最近のきたむら
(2003年6月7日0時更新)
6日は朝寒かったのですが、日中は30℃くらいあって結構蒸し暑い一日でした。
こないだ田植えが終ったとおもったら昨日から丹波黒大豆、青大豆の種まきが始まりました。
豆のほうは面積が少ないので、人力の作業になります。手押し車みたいなのに
種を入れて押していくと、決められた長さで種が落ちて、その上に土をかぶせていくようになってます。
ここの田が10aくらいであと20aくらい作る予定です。
今年も10月上旬より丹波黒大豆の枝豆を販売しますので待っててくださいね。
代かきについて
稲を刈った後の田を起こして、豆の種をまいている上の写真のようになったところに
水を入れ、柔らかくした土壌をトラクターにつけた「代かき機」で砕き、均平にして、田植ができるようにする作業です。
均平にするのは、田んぼの中が凸凹だと、高いところに水位を合わせれば低いところの苗が水没して消えてしまうし、
低いところに水位を合わせれば高いところが水面から出て草が生えてしまうからです。
なので均平にはとても神経を使います。
大きいトラクター(47馬力)と小さいトラクター(27馬力)の2台あるのですが、大きい方の代かき機は折りたたみ式になっていて
移動時は、下の写真のように折りたたみ、田で使うときは、ロボットみたいにシャキーンと開いて使います。
(写真下)開くとこんな感じです。代をかいたところと,まだかいてないところとがよくわかると思います。
写真下、左より荒代、本代、その下が田植え後となっています。一回目の荒代は水を土になじませ
2回目の仕上げで土をトロトロに、そして均平をしっかりとします。左に比べて右の写真の方が凸凹がなく滑らかに
なっているのがわかると思います。草抑えのためにはトロトロにして種などを埋め込んでしまった方が
いいのですが、あまりやりすぎると稲の育ちが遅れてしまうので加減が難しいところです。
中2日ほどおいて、土を落ち着かしてから田植えになります。
番外編
今年初めて作る田んぼで、代かきの途中に小さいトラクターが沈没してしまいました。
去年、暗渠を埋める工事をしたためそこの土が固まってなかったようです。
圃場(ほじょう)整備の後、何年かはトラクターが埋まったり、田植え機が動けなくなったりと結構あったのですが、
最近はなかなかお目にかかれない光景です(笑)。
すぐに大きいトラクターが駆けつけて、無事救出されました。
メデタシメデタシ
次回更新は11日の予定です。
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北村 好夫
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